ソフトウェアエンジニア現役続行

雑多なことを綴ります

cronディレクトリはinotifyサポートを受けている

/etc/cron.d、/etc/cron.daily、/etc/cron.weeklyなどのcronディレクトリはinotifyでサポートされているため、このディレクトリにスクリプトを追加/削除したり、編集したりすると、それらの変更はcrondを再起動しなくても反映されます。


サーバの設定ファイルを書き換えたあとは、そのサーバを再起動するのが一般的です。

# vi /etc/dovecot.conf (dovecotの設定ファイルを編集)
# /etc/init.d/dovecot reload (dovecotの設定ファイルの変更をサーバに反映させる)


しかし、cronスクリプトの場合は crond を再起動する必要がありません。

# vi /etc/cron.daily/sample.sh (cronスクリプトを編集。これだけでOK)


ちなみにinotifyはファイルシステムイベントを監視する機構です。ファイルが変更されると、カーネルから通知が来る仕組みになっています。そのため、ディスクアクセスを発生させることなく、特定のファイルを監視することができます。