ソフトウェアエンジニア現役続行

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文字コードの違うマシンにssh接続するときの文字化け対策

日本語の文字コードは、今までのLinuxではEUC-JPが主流でしたが、今後はUTF-8が主流になっていくことでしょう。最新のfedoraUbuntuも、デフォルトの文字コートはUTF-8になっています。

さて、UTF-8環境のターミナルからEUC-JP環境のサーバにssh接続すると、文字化けが生じてしまいます。これを解決するために、cocotを使いました。cocotとは、端末(tty)とプロセスの間に割り込んで、文字コード変換を行うツールです。

インストール方法

fedoraの場合、yumでインストールすることができます

# yum install -y cocot

使用方法

sshコマンドではこのように使います。

$ cocot -t UTF-8 -p EUC-JP -- ssh user@example.com

よく使う場合は、aliasにしておくと便利です。

alias ssh='cocot -t UTF-8 -p EUC-JP -- ssh'