bindでゾーン転送の設定確認と手動適用
複数台のbind(DNSサーバー)を構築する場合、1台をマスターにして、残りをスレーブにするのが一般的です。そうすれば、マスターで設定したゾーンの設定が自動的にスレーブに反映されます。
「bind ゾーン転送」などで検索すると、方法が色々と出てきます。
ゾーン転送はすぐに行われるわけではなく、SOAレコードのRefresh値の頻度で行われます。1〜数時間が一般的です。となると、1) ゾーン転送の設定が正しく反映されているか確認したい、2) ゾーン転送を手動で即時に実行したい、というケースがあるので、方法を調べました。
1. ゾーン転送の設定確認
フォーマット:
$ dig @マスターサーバのIPアドレス ゾーン名 axfr
例:
$ dig @1.2.3.4 example.com axfr
2. ゾーン転送の手動適用
フォーマット:
$ rndc retransfer ゾーン名
例:
$ rndc retransfer example.com