ソフトウェアエンジニア現役続行

雑多なことを綴ります

コントロールパネルの制御

WINDOWS XP HACKSという本を読んでいます。会社の本棚にあったので、借りてかえることに。


うちの会社はクライアントPCの管理が徹底されていて、基本的には Windows XP Professional ー Service Pack 2 しか使わせてもらえません。僕も会社では毎日 Windows を使っています。


そしてたまに使うコントロールパネルが、項目数が多すぎて、いつも目当てのアプレットにたどりつくまで時間がかかってしまい、イライラしていました。


WINDOWS XP HACKSによると、めったに使用しないアプレットを非表示にするには以下の2通りの方法があります。


・方法その1(XP Home, XP Professional 共通)


レジストリエディタを起動して以下のエントリに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Contol Panel\don't load

アプレットを非表示にするには、そのアプレットのファイル名を名前に持つ新しい文字列値を作成します。たとえば、[マウスのプロパティ]ダイアログボックスを非表示にするには、main.cplという文字列値を作成します。以下にコントロールパネルのアプレットとそれらのファイル名をまとめます。

システムのプロパティ      sysdm.cpl
画面のプロパティ        desk.cpl
ネットワーク接続        mcpa.cpl
ユーザ補助のオプション     access.cpl
プログラムの追加と削除     appwiz.cpl
ハードウェアの追加ウィザード  hdwwiz.cpl
インターネットのプロパティ   inetcpl.cpl
地域と言語のオプション     intl.cpl
ゲームコントローラ       joy.cpl
マウスのプロパティ       main.cpl
サウンドとオーディオでバイスのプロパティ  mmsys.cpl
ユーザーアカウント       nusrmgp.cpl
ODBCデータソースアドミニストレータ    odbccp32.cpl
電源オプションのプロパティ   powercfg.cpl
電話とモデムのオプション    telephon.cpl
日付と時刻のプロパティ     timedate.cpl
音声認識のプロパティ      sapi.cpl


・方法その2(XP Professional のみ)


XP Professional の場合は、レジストリに手を出す必要はありません。グループポリシーディタを使います。


1.[ファイルを指定して実行]->gpedit.msc
2.[ユーザの構成]->[管理用テンプレート]->[コントロールパネル]
3.[指定されたコントロールパネルの項目のみを表示する]を右クリップして[プロパティ]
4.[有効]オプションを選択する(これでコントロールパネルの全てのアプレットが表示されなくなる)
5.[表示]ボタンをクリックすると[内容を表示]ダイアログボックスが表示されるので、[追加]をクリックして、コントロールパネルに表示したいアプレットを全て指定する


さっそく、これから会社のPCでやってみます。