読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ソフトウェアエンジニア現役続行

雑多なことを綴ります

仕事は5年でやめなさい

タリーズコーヒーを日本に広めた松田公太さんの本です。友達の家にあった本、タイトルに惹かれて手に取りました。読みやすい本で2時間で読破しました。

1〜5章で構成されていますが、「仕事は5年でやめなさい」というタイトルに沿った内容は1章の前半のみ。それ以降は、自分の体験談をもとにした成功の秘訣を書いたものでした。

1章の前半では次のように言っています。

「やめる」と決めれば、成長は加速する

大切なのは、「期限を設定する」ということ。「やめる」という期限を決めれば、人はぐっとその成長速度を上げる。

「5年でこの仕事を辞める」と決めれば、そこで吸収できることを全て吸収しようと必死になるはず。そして5年たったら、新しい働き方に挑戦するとか、別の部署または別の会社に異動して、またそこで新たなことを学ぶ。確かにそうだなって思いました。僕もその気持ちで仕事に取り組もうと思いました。

また1章の前半では次のようにして未来自分史を作ることも勧めています。

1.今までの人生を振り返る(誕生〜小学生:中学生〜高校生:大学生:社会人〜現在)
2.自分が死ぬ年齢を仮定する
3.目的*に向かうための5年ごとの大目標を設定する
4.大目標を目指すための定量的で詳細な小目標を設定する

※筆者は「目的」を「一生かけて目指す場所、たどり着きたいと願う場所」という意味で使っています。

2章以降では他の本でも書かれているようなことが多かった気がしますが、1箇所だけ印象に残ったところがあります。

強烈な体験を掘り下げることで自分だけの目的が見つかる

これまでに受けた強烈な体験、悔しかったり悲しかった経験のなかにこそ、その人の人生の目的の芽がある。強烈な体験を軸にしていれば、目的からずれることはあまりないからです。大金を得たい、起業したいというだけでは、その対象はなかなか姿を現してくれません。

今の日本では、自分のやりたいことが明確になっている人の方が少ないのではないでしょうか。そんな人にとってこれは自分のやりたいことを見つけるためのヒントになるかも知れません。

筆者の場合は、
1.中学生のころにアメリカで寿司を「生の魚を食べるなんて気持ち悪いな」とバカにされ、からかわれた
2.「寿司を含めた日本食は世界に誇れるものだし、それを作った日本人であることに誇りを持つ」という意識が生まれた
3.「食を通じて文化を架け橋となる」という人生の目的を抱く
4.タリーズコーヒーを日本に広める
となったようです。2と4でちょっとベクトルが変わってきている気もしますが。。。

さらっと読めて、それでいてところどころにタメになる内容がちりばめられていて、良い本だと思いました。